肴道

沖縄に行ったら、誰もが行く那覇中心街の国際通りにある市場。
１階に肉・魚・野菜と様々な沖縄食材が並ぶ活気溢れる市場。
見ているだけでも充分南国沖縄気分を味わうことが出来ます。
赤や青色の魚・見たことのない巨大な貝など日本の他の市場とは
ひと味もふた味も違うのが楽しい。

こんなお茶目なお店も。

この市場の２階には数軒の食堂があり、沖縄食材を料理し、
提供してくれます。
この日のお目当ては「イラブー汁」。
イラブー（ウミヘビ）の燻製に豚足・昆布を入れて数時間煮込んだ沖縄
の伝統料理。
非常に手間が掛かることから最近では作る店も少ないようだ。
＊「カナ」というイラブー料理専門店が那覇から２０ｋｍほど北にあり、
　ここのイラブー汁が有名。

早速、イラブー汁とヤギ刺しを注文。
まずはヤギ刺しが出てきた。

独特の風味はありますが、想像していたより臭みは少ない（新鮮だからだろう）。羊などが好きな人にはおススメです。
いやー、ヤギ刺しと泡盛、合いますねー。

そして、イラブー汁が出てまいりました。

お味の方は、イラブー・豚足・昆布から出たうま味が見事に融合した素晴らしいスープです（見た目はグロテスクですが）。
見た目からは想像できない柔らかさと奥深さがあります。
日本が世界に誇れるスープと言えます。

沖縄に行く機会があれば、是非ご賞味あれ。