木精夢者(きじむなあ) (沖縄県那覇市)
観光のメインストリートである国際通りから少し離れた場所に佇む地元常連客の憩いの場的な居酒屋。
「木精夢者」とは、沖縄の精霊らしい。
お店の場所は、泊港近くの川沿いの古びたビルの2階にある。外からは店内をうかがうことは一切出来ない為、知らないと入るのに勇気がいる。
さてこちらのお店。本土で日本料理の修行をした大将と奥さんの2人で切り盛りしている。
大将は一見怖そうだが、奥さんが丁寧に接客してくれるので、ご安心を(笑)。
店内は5〜6人座れるカウンターと4〜5人用のテーブル席、座敷にテーブルが4つほど。薄暗い店内が妙に落ち着かせてくれる。
メニューは基本メニューが10数品。その日のおススメがボードに5〜6品と少な目。
しかし、これも旬の食材を提供したいという大将の気持ちが込められている証拠。
沖縄の居酒屋に必ずある「島ラッキョウ」ですら、時季じゃないからという理由でメニューには無かった。
写真はソーミンチャンプルー。非常にシンプルな一品だが、これが絶妙な塩梅。
その他のメニューも全て完成度が高く、大将の料理人としての腕前には脱帽である。
しっとりと美味い沖縄の食材を楽しみたい人向けのお店である。
【住所】沖縄県那覇市泊2−3−1
【TEL】098−861−5383
【定休】日曜日
- 投稿者 matsu
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