東京下町グルメを食べまくる(鳥房、三平、蘭州/立石)
東京下町といえば、多くの人は浅草・上野を思い浮かべますが、酒飲みの下町グルメの聖地といえば、ここ立石(たていし)と言っても過言じゃありません。
京成線「立石」駅周辺には、今も昔ながらの商店街が活気に溢れ、
お惣菜屋・飲み屋が庶民の「食」を支えています。
では、昭和のノスタルジー漂う立石で、食べ・飲み歩きをしてまいりましょう。
【鳥房(とりふさ)】から揚げからあげ空揚げ
駅前商店街に入ってすぐ右手に店を構える「唐揚げ」で有名なお店。
正面が惣菜屋になっており、脇を入ると飲み屋の入り口がある。
まずはビールを注文。
ビールと一緒に出てきたお通しがこちらの「鳥皮のショウガ煮」。
濃い目に煮た鳥皮にショウガの風味が絶妙の味付け。酒の肴に最高です。
そして、こちらが噂の唐揚げ(600円)。
塩で味付けした鳥の半身を丸ごとジックリ揚げた何ともダイナミックな品。
今までの唐揚げの常識が思いっきり崩壊します。
自分で解体しても良いですが、頼めばオバちゃんがやってくれます。
揚げたては、軟骨など細かい骨も食べられますので、骨からいただくのが流儀。
こうして丸ごと食べると、部位の味の違いが良く分かりますねー。
年季の入った大鍋でこんな感じで揚げています。
サイドオーダーには、ポン刺しを是非。
ムネ肉のタタキにピリ辛のネギソースがかかっています。
余ったソースは、唐揚げに添えてあるキャベツに付けても美味。
いやー1軒目から大満足です。
【ホルモン焼き三平(さんぺい)】
さて、2軒目は、ホルモン焼き屋に腰を据えます。
飲み物は、下町グルメっぽく焼酎&ホッピーをチョイス。
この「キンミヤ焼酎」。江戸時代創業の宮崎本店(三重県)という会社の麦焼酎。スッキリ・さっぱりした味わいです。
さっそく、生・焼きホルモンを注文。
■生レバ (肝臓)
■生ガツ (胃袋)
■焼きタン (舌)
■焼きシロ (小腸)
■焼きカシラ (頬・こめかみ)
いやーどれも美味いっす。酒のスピードが上がります。
また、常連さんには、しめ鯖も人気です。
さて、だいぶお腹も酔いもピークになってきましたが、もう1軒行きましょう。
【餃子の店 蘭州(らんしゅう)】
ココのおススメは、餃子。特に水餃子が美味い!
■水餃子
小ぶりな餃子なので、お腹一杯でもツルツルと入っていきます。
■ニラ焼き餃子
ニラたっぷり、酒の肴にもピッタリです。
そして、さすが立石と思わせるのが、こちら。
立石は、中華屋さんのモツ煮も美味い!
汁のない珍しいタイプですが、新鮮なモツをしっかり煮込んでいます。
端の本来硬い部分もコリコリと美味しくいただけます。
いやー本当に満腹・満足な1日でした。
かくして、6時間に及ぶ下町グルメツアーは幕を閉じました。
■鳥房
【住所】葛飾区立石7−1−3
【TEL】03−3697−7025
【定休】火曜
■三平
【住所】葛飾区立石4−27−16
【TEL】03−3691−0776
【定休】日・祝
■蘭州
【住所】葛飾区立石4−25−1
【TEL】03−3694−0306
【定休】月曜
- 投稿者 matsu