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那珂湊で冬の味覚アンコウを堪能する(味じまん卓)

寒くなってきました。鍋のおいしい季節です。
今回は、茨城・那珂湊(なかみなと)でアンコウを食べることに。
西のフグ・東のアンコウと言われる程、鍋としては有名。
日本全国で水揚げされますが、ここ茨城が一番の水揚げ量を誇り、茨城の名産と言えます。

昼過ぎに那珂湊に到着。
夕食まで時間もあるので、那珂湊の「おさかな市場」を散策。
各地の魚介類がところ狭しと並び、多くの買い物客で賑わっています。
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■ズワイガニ
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■鮭(スジコ付き)
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その場で軽くつまめるモノもあります。
■牡蠣(かき)
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■焼きウニ
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「うまくてごめんね」とのこと。私は食べなかったので、未確認です(笑)。

■イイダコ
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地元「那珂湊」産。安い!明日のお土産にコイツに目を付けました。

そして、アンコウ
■切り身
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■1匹丸ごとも売っています。
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これだけ見ると、何の物体かわかりませんね。

さーて、一旦宿にチェックインした後、目的のアンコウを食べることに。

お店は、地元でも魚のうまい店と評判の「卓(すぐる)」さんへ。
場所は、「那珂湊」駅から徒歩5分の場所にあります。
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店内は4人用のテーブル席が8席ほど。

まずはアン肝。
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臭みはまったく無く、トロリとした舌触りが酒に合います。

また、アン肝に添えられてきたのが、こちらの供酢(ともず)。
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一般的に、アン肝にはポン酢が掛けられていますが、そこはアンコウの産地。
供酢(ともず)とは、新鮮な肝と味噌・酢などを調合したモノ。
アン肝にさらに肝の入った味噌を付けるといった何とも贅沢な食し方です。
これだけで充分立派な酒の肴です。

さて、鍋がやってまいりました。
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この日近くの久慈漁港で揚がったアンコウ。
新鮮なので、肝も煎らずに生のまま入れます。
スープは味噌仕立て。

待つこと10分。煮えてきました(食べ頃です)。
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「アクが出てますが、それは旨味なので、取らないように」とは店主の談。
早速いただきます。
うまい!臭みがまったく無い!七つ道具といわれる肉、肝、皮、ヒレ、エラ、胃、卵巣をすべて美味しくいただきました。
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そして、最後の締めは、雑炊で。
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アンコウの旨味が染みたご飯も最高した。
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卓さん、どうもご馳走様でした。

【住所】茨城県ひたちなか市相金町1−1
【TEL】029−262−5553
【定休】月曜