なまだ(ウツボ)の土鍋飯
南房総から珍しい食材を送ってもらいました。
その食材は、ウツボ。南房総では「なまだ」と呼ばれています。
冬の時期(12月〜3月頃)の特産物で、白浜・布良・相浜あたりで
水揚げ・加工されているそうです。
1匹1mくらいあり、1500円。なかなかの高級食材です。
そーいえば、伊豆や沖縄でもウツボ料理がありますね。
さて、このなまだ。調理法はというと、そのまま焼く、唐揚げなどがありますが、この日は炊き込みご飯で頂きます。
【材料(3〜4人分)】
米:3合 、 なまだ:5〜60cm 、 出汁:4カップ 、 醤油・酒:大さじ3 、 みりん:大さじ2 、 酢:少々
【作り方】
@なまだの表面に酢を軽く塗り、旨味を閉じ込めます。
いかにもウツボらしい柄ですね。
A3〜4cm幅に切り、表面に焼き色が付く程度に焼きます。
B土鍋に米・Aのなまだ・出汁・調味料を入れ、炊き込みます。
C強火で5分〜中火で10分〜弱火で10分、火を止め5分蒸らして完成。
一見ウナギのような見栄えです。
お味の方は、ウナギというより、ほっけ・カワハギのような味わい。
また、皮付近はゼラチン質が多くあります。なまだの旨味・脂が染みたご飯も美味。
凶暴なウツボからは想像できない美味な食材です。
- 投稿者 matsu
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