肴道

桜の季節。花見をしながら、友人宅でホームパーティーを開催することに。
前々からやりたかった生ハム１本丸ごとパーティー。
今回購入した生ハムは、スペイン産「ハモンセラーノ・トレベレス（８．７ｋｇ）」。

到着しました（期待が膨らみます）。

開封すると、大事そうに布で覆われてます（デカイ！）。

この布を脱がして、いよいよ生ハムとご対面！

カビが！ここで怯んではいけません。
長い熟成の過程で表面にカビが生えるのです。

さー、じっくりとオリーブオイルを使って表面のカビを拭いてあげましょう。

頑固な部分はスプーン等を使って削いで下さい。

キレイになったら、生ハムの専用台（ハモネロ）に固定します。

生ハム台も、なかなか風格があります。
■スペイン「ＢＥＨＥＲ」社製ハモネロ

さて、今回の生ハム。
スペインの生ハムの名産地であるトレベレス村で作られた高級品。
それも、２３ヶ月熟成させたハモンセラーノの最高級品にランクされる「黒ラベル」だったのです。

めったに食べることの出来ない高級生ハムをお腹一杯食べてしまおうという、なんとも贅沢なパーティーの始まりです。

まずは、スライスした生ハムをそのままパクリ。

いやー美味いっす（涙）。
濃厚な生ハムの味わいが、舌にまとわりつき、ゆっくりゆっくり消えていきます。

濃厚な生ハムには、チーズ・香草が良く合います。
■生ハム＆カマンベールチーズ

■生ハム＆カマンベールチーズ＆ルッコラ

■生ハム＆カマンベールチーズ＆バジル

濃厚・濃香なチーズ・香草にも負けない存在感です。

味が濃いので、フランスパンと一緒に食べても良く合います。

最高の肴により、ビール・シャンパン・ワインもどんどん消費されていきます。

パーティー開始６時間。約３０人で約２／３を食べ尽くしました（まだある）。

さて、日を改めて、生ハムを再度堪能します。

ノコギリで、骨を切り、残りの生ハムもスライスしていきます。

薄くスライスできない部分は適当なサイズのサイの目にカットし、オリーブオイルに漬けて頂きます。

オリーブ漬けにすることで、塩気が減り、また違った味わいです。

骨も野菜と一緒に煮込んで頂いちゃいます。

骨の周りのゼラチン質はトロトロです。

かくして、延べ２日に渡る高級生ハムパーティーは幕を閉じました。

ご家庭で生ハムパーティーをやってみようというあなた。
下記「東洋肉店」にて購入できます。http://www.29notoyo.co.jp/jamon_serrano.html