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鮪(マグロ)1本 食べ尽くす

2008年最初の本物バーベキューに選んだ食材は鮪(マグロ)。
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日本人がこよなく愛する魚の王様を1本まるごと食べ尽くすことに。

さて、今回は仲間20人弱が多摩川の川原に集合。
約8kgのキハダマグロを静岡県・焼津の業者をから仕入れました。

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なかなか立派な体型です。目も澄んでいて鮮度の良さが伺えます。
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キハダマグロとは、小型なマグロの1種で、尾ビレあたりが黄色いことから、黄肌(キハダ)という名に。
身は淡い赤色(ピンク)で、マグロの中ではサッパリとした味わいが特徴。旬は春〜夏。

さー、浅草・合羽橋商店街で購入した出刃を使い捌いていきます。
解体ショーの始まりです。
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あっという間に、お馴染みに切り身になりました。

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今回は生で食べられる食材。それも寿司ネタの定番食材ということもあり、BBQでありながら、酢飯を持ち込んで生食中心の宴にします。

生ビールで乾杯!
青空の下で飲む生ビールの味は格別です。
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(15L樽+7L樽=計22L用意。足りるかな?)

まずは刺身でいただきます。
甘みがありウマイ!にぎり寿司でもいただきます。
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刺身の右横のタッパーは、漬け用汁です。

さて、続いて日頃まず食べられない部位。それは「血合い」です。
一般的には捨てる部位とされている血合い。
しかし、新鮮な血合いは思わぬ珍味に変身します。
それがこれ。マグロの血合いのレバ刺し風。
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適当に切った血合いをゴマ油と塩で和えるだけ。
味はまさにレバ刺し。何も言わずに出されたら、誰もマグロの血合いだとは思わないでしょう。

BBQなので、焼きモノも進めます。
頭(カブト)・カマは、ホイルに巻いて焼いていきます。
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また、適当な切り身を串焼き・バターソテーでもいただきます。
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マグロとバターと醤油の相性は抜群です。

■兜(カブト)焼き
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■カマ焼き
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頭付近のトロトロの身もウマイ!

続いてマグロとアボガドのマヨネーズ和え
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レモンを絞っていただきます。

そして、最後に漬け丼。
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醤油・みりん・酒で作った漬け汁に2時間ほど漬けることで、サッパリとした刺身とはまた違ったコクのある味わいになります。

開始から約4時間。
1つの食材をあらゆる調理・味付けで堪能し、マグロもビールもキレイに無くなりました(完)。
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【マグロ1本まるごとメニュー】
・刺身
・にぎり寿司
・血合いのレバ刺し風
・カブト焼き
・カマ焼き
・串焼き
・バターソテー
・マグロとアボガドのマヨネーズ和え
・漬け丼