抹蒸鶏(グーパオチョンチイ) (丸鶏のキノコ蒸し)
小泉武夫氏(東京農大教授)の著書「地球を肴に飲む男」に載っていた中国山岳地帯で食べた料理、その名も抹蒸鶏(グーパオチョンチイ)。
魔ニはキノコのこと。つまり丸鶏をキノコで包んで蒸した料理です。
キノコの産地である雲南省や貴州省の料理のようです。
『キノコのうまみが鶏に、鶏のうまみがキノコに染みて絶品!』との記述に惹かれ、少ない情報を元に自ら作ってみました。
出来上がったのが、こちらです。
本物がどんな出来映えなのか、情報が無く分かりませんが、美味かったです。
簡単ですので、是非興味のある方は、作ってみてください。
【材料(2〜3人分)】
丸鶏1羽(約1kg)、きのこ数種(今回はエノキ・シメジ・シイタケ・舞茸を各1パック)、長ネギ1本、ニンニク5片、塩コショウ、紹興酒(料理用)、
【作り方】
@まずは、鶏の表面・内側によく塩コショウをします。
Aキノコ・長ネギを適当に切ります(ニンニクはスライス)。
BAの野菜を鶏のお腹にタップリ詰め、紹興酒を3〜40cc入れ、お尻を楊枝でふさぎます。
C蒸し器にキノコを敷き、鶏を乗せます。
さらに横・上にもキノコを乗せ、鶏を包み、準備完了。
D蒸すこと1時間。抹蒸鶏(グーパオチョンチイ)の完成です。
大量のキノコを使ったので、キノコの良い香りが漂っています。
お腹を割って、鶏肉とキノコと鶏から出たスープを絡めていただきます。
小泉教授のコメント通り、キノコのうまみが鶏に、鶏のうまみがキノコに染みて絶品でしたよ。
ポン酢をかけても美味しくいただけます。
- 投稿者 matsu
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