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かすべ(ガンギエイ)の煮付け

関東では馴染みのない魚を使った煮付けをご紹介します。
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「かすべ」です。これ水族館などでよく見るエイの1種であるガンギエイのヒレです。
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かすべは、秋田・青森・山形・北海道などの北日本ではお馴染みの食材で、秋田では肝と合えた「かすべなます」を正月料理としてもよく食べられています。
身はカレイのような淡白な味わい、そして軟骨はコリコリとしていて、違う食感を同時に味わえます。

調理法は、いたって簡単。
【材料2〜3人分)】
かすべ300g、水150cc、酒・醤油・みりん各75cc、砂糖大さじ2、生姜スライス5〜6枚

【作り方】
@水・調味料を鍋(フライパン)で混ぜ、かすべを適当なサイズに切って入れ火にかけます。
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A中火で煮立ってきたら、生姜を入れ、アルミホイルなどで落とし蓋をして、弱火で20分程度煮ていきます(途中、1〜2度ひっくり返して両面同じ色になるように)。
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B煮汁の色がしっかり付いたら、完成です。
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甘辛い煮汁が染みこんだ身と、しっかりとした歯応えのある軟骨の食感が絶妙の煮付けです。