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料理のうまい癒しの宿 ペンションビセザキ(沖縄県本部町)

沖縄観光の一番人気スポットといえば、本島北部にある美ら海水族館。
そこから、ふくぎ並木のある静かな佇まいの備瀬集落の先にその宿はある。
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その名は、ペンションビセザキ(美世咲)。
お世辞にも綺麗とは言えない外観であるが、室内に入ると、居心地の良い空間が客を受け入れてくれる。

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メインのダイニングには大きく長い木製のテーブル。
その奥には、自然を活かしたセンスの良いリビングがある。
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ご主人の熊本さんは2代目。
東京の寿司店で修行したその腕前は、アメリカのNewsWeek誌でも紹介されたほど。
その料理の腕を沖縄北部のこの地で、地元の食材を使って提供してくれます。

さて、お楽しみの夕食です。
まずは、自家製の泡盛を琉球グラスに注いでで乾杯。
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まろやかで美味い。

さて、料理が出てまいります。
■こま貝
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近くの海で捕れる巻貝です。

■アーサー(アオサ)の天ぷら
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カラッとした食感と磯の香りが美味。

■ソーミンチャンプルー
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なんとバジルで味・風味付けした洋風なソーミンチャンプルー。
料理人のセンスが光る品です。

■ラフテー
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米で炊いたこちらの品も、ひとひねり手を加えた沖縄料理です。

そして、自慢の沖縄海鮮食材を使った握り寿司です。
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新鮮な食材を使った寿司は、どれも輝いています。

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まさか沖縄でこんなに美味い寿司が食べられるとは(失礼)。
感動・感激・驚きの逸品です。

更に、こんなに大きな海鮮太巻きも付いてきます。
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そして、最後にアーサーの味噌汁で締めてくれます。
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デキャンタに入れてもらった泡盛がどんどん無くなっていきました。
何回お替りしたか覚えていません。
一向に宴が終わらない我々に、宿の方が刺身の盛り合わせをサービスしてくれました。
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さらに、酒に勢いがつきます(笑)。

またテーブルに置かれた、自家栽培しているサトウキビから作った黒糖も泡盛のつまみに良く合います。
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美味い料理に美味い酒、おおいに備瀬の夜を堪能した大満足の宴でした。

翌朝、朝食も沖縄らしいメニュー。
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一見「ごく普通の民宿の朝食」のように見えますが、スパム・ジーマミー豆腐がキッチリ沖縄だと主張しています。


さて、この宿のもうひとつのおススメは自然。
宿の裏手がプライベートビーチになっており、ひと気のない手付かずのビーチを楽しめます。
小道を進むと・・・
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目の前に自然のビーチが広がります。
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最後には、1代目ご主人の熊さん(お父さん)がサトウキビの特別野外授業をしてくれました。
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サトウキビの皮を歯でむしり、自然のジュースを頂いて宿を後にした1泊2日のペンション・ビセザキの滞在でした。

高級リゾートホテルも非常に快適だと思いますが、沖縄らしさ・本当の自然を堪能できる点ではビセザキに軍配が上がります。

最後に料金。これだけの食・自然を受け取って1泊2食付で¥8,900(2009年2月現在)。
絶対おススメの南の癒しの宿です。


【住所】沖縄県国頭郡本部町字備瀬1024
【TEL】098048−3429