うなぎ 宮川本廛(本店) (中央区築地)
土用の丑の日。昔からの習慣に従い老舗で鰻(うなぎ)を食べることに。
「土用の丑の日」とは・・・。
土用とは、各季節の終わりの18日間のこと(一般的には夏を指します)。
丑の日とは、上記18日の間の十二支の丑の日のこと。
18日間を十二支で表すため、1日の年・2日の年がある(2009年は2日)。
毎年7月中旬から8月上旬が「土用の丑の日」にあたります。
土用の丑の日に鰻を食べる習慣になったのは、1820年頃。
由来は色々あるが、「夏バテ防止に栄養豊富な鰻を食べよう」という習慣は理にかなっているからこそ、100年以上経った今でもしっかり根付いているんでしょう。
さて、前置きが長くなりましたが、この日訪問したのは東京・築地の老舗・名店「宮川本廛(本店)」。
創業明治26年(1893年)になります。
席に着き、ビール・お通し・うな重・肝吸いを注文。
焼き・蒸し上がるまで酒・つまみで待ちます。
■肝煮
■子持ち昆布
ビールを飲み干し、日本酒をチビチビ飲みながら、これから出てくる鰻を楽しみに待ちます。
さー、注文から待つこと1時間、出てまいりました。
■うな重(ニ)
うな重・丼には、イ・ロ・ハ・ニ・中入りと種類があります。
これはうなぎの大きさ(量)の違い。
味には違いはありませんので、小食の方「ロ」くらいで充分だと思います。
ふっくら焼き上げた鰻は、非常に柔らかく脂もしつこ過ぎず美味。
タレは上品な味わいです。
当たり前ですが、やはりスーパーで買ってきた鰻とは違いますね〜。
大いに土用の丑の日を楽しんだ1日でした。
【住所】東京都中央区築地1−4−6
【TEL】03−3541−1292
- 投稿者 matsu
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