京王百貨店・駅弁フェア”元祖有名駅弁”
2010年で45回目を迎える京王百貨店(新宿店)の名物催事である駅弁フェア”元祖有名駅弁”。
昨今の”美食ブーム”でTVでも頻繁に特集されています。
そんなマスメディアの策略にまんまとはまる形で、新宿の京王百貨店の7階催場に向かいました。
数量に限りがあるモノもあるようで、午前中に売り切れてしまう弁当もあるとのことで、朝一開店と同時に入場。
しかしマスコミ・TVの力は凄いもので、この混雑ぶり。
おしくら饅頭状態です(汗)。
一瞬この空間にいるのが嫌になりましたが、食べたいと思ったモノを諦めて帰るわけにもいかず、このイベント参加者の一員として流れに沿うことを決断。
まずは、「数に限りがある」と聞いた長崎県『長崎駅』代表の”ながさき鯨カツ弁当 龍馬が愛した望龍碗”ブースへ。
人ごみに怯んだせいで、若干ほかのイベント参加者に遅れを取ったものの、なんとか整理券をゲット。
(上の行列は、この弁当の行列です)
大河ドラマの影響で、このイベント1・2を争う盛況振りです。
周り店を見ながら、チラシを見ながら待つこと3〜40分。1個目の目的を達成。
(2100円)
さて、落ち着く暇はありません!
次に向かったのは、兵庫県『西明石駅』代表の”ひっぱりだこ飯”。
こちらも毎年人気の駅弁。こちらも長い行列が出来ています。
こんなタコ壺をイメージした可愛い陶器に入っています。
無事、2つ目ゲット。
(980円)
さて、”鯨カツ”と”タコ飯”を待っている間に、行列の比較的少ない美味そうな弁当店をチェック。
■岡山県『岡山駅』代表”祭ずし”
■岩手県『宮古駅』代表”いちご弁当”
■福島県『郡山駅』代表”秘伝 豚肉の女将漬弁当”
■北海道『釧路駅』代表”たらば寿し”
”たらば寿し”の向かいにある同じ『釧路駅』代表の”いわしのほっかぶり寿司”が目に留まりました。
行列もほとんどありません!
すぐさま並び、”いわしほっかぶり”と”炙りさんま”、”づけサンマ”、”サーモン”の詰め合わせをゲット。
(1200円→タイムサービス1100円)
さて、3つの弁当をゲットしたので、精神的に余裕が出てきました(?)。
続いて向かったのは、45回の歴史で40回近く人気No1を獲得している北海道『森駅』代表の”いかめし”。駅弁ファンにとっては、あまりにも有名過ぎる駅弁界の王様です。
ここの”いかめし”は食べたことがなかったので、長〜い行列に気合を入れ直して並びました。
行列は長いのですが、”いかめし”を作っているのは日本各地で実演販売を展開しているプロ集団(おばちゃん達)。非常に手際良くお客さんをさばいていきます。
そして、無事4つ目の弁当をゲット。
(500円)
ここまで約2時間弱。まだ気になる弁当はありましたが、この戦?に精根尽き果て帰路に向かいました。
さー自宅に戻って、家族と全国有名駅弁の試食大会の始まりです。
■ながさき鯨カツ弁当
器は、坂本龍馬が愛用した亀山焼きの茶碗を完全コピー。非常に完成度の高い良い茶碗です。
中はこんな感じです。
ミンク鯨のカツと竜田揚げ、そぼろの入った鯨尽くし丼です。
濃い目の醤油ベースのタレと柔らかい鯨肉が良く合います。
■ひっぱりだこ飯
明石海峡近海で獲れた”明石だこ”の他、穴子・タケノコ・蛸天などが入ったなかなか豪華な釜飯です。(ご飯が美味い!)
■いわしのほっかぶり寿司他詰め合わせ
酢で〆たイワシに大根を被せた(頬っ被り)寿司がメイン。
こちらも美味ですが、サンマが美味い!身も厚く脂の乗ったサンマは絶品です。
■いかめし
イカにもち米とうるち米を詰め、秘伝のたれで煮込んだ老舗”いかめし阿部商店”自慢の品。
イカは柔らかく、中の米にも良く味が染みています(甘過ぎず・辛過ぎず)。
納得の味でした。
■2010年開催期間 : 1月7日〜19日まで
まだやっていますので、気合を入れて参加してみては?
- 投稿者 matsu