幻の珍味ヤシガニを食らう(魚宮 / 沖縄県宮古島)
沖縄県の八重山諸島に生息するヤシガニ。
近年、数が減少したこともあり絶滅義具種に指定されているらしい。
そんな南国の珍味を提供するのが、宮古島の魚宮。
場所は、平良港近くの道沿いにある。
店内は広く、座敷の個室がいくつかあるので、少人数の宴会なども出来そうだ。
メニューは海鮮系の沖縄料理を中心に色々揃っている。
早速、お目当てのヤシガニを注文。
大きさで値段が違うようで、5,000円〜20,000円くらいと幅がある。
大人5人で試しに食べてみる程度なので、7,000円のモノを注文。
そして、調理前の生きたヤシガニを見せてもらう。
カニと名が付いているが、ヤドカリの一種で、陸上で生活する甲殻類としては最大級らしい。
性格は凶暴で、雑食性。大きな鋏を使って何でも食べてしまうらしい。
上記の通り数が減ってきたこともあり、八重山地方でも捕獲する時期を制限しているようである。
さて、ビール・泡盛を飲みながら、ヤシガニを待つ。
■茹でヤシガニ
青黒い殻が赤くなり、美味そうである。
また、腹(ふんどし)にはタップリの味噌が入っています。
身と味噌を味わってみる。
怪獣のような姿とは裏腹に、身はあっさりした味わい。
味噌も味はあっさりしているが脂分が多く、コクがある。
身と味噌を混ぜ合わせ、醤油を少し垂らして食べると、ちょうど良い感じであった。
非常に美味い!というモノではないが、希少性を考えると納得の値段といえる。
ヤシガニ以外にも、沖縄らしいメニューがあるので、是非お試しあれ。
■グルクンの唐揚げ
■イカ墨釜飯
■住 所 : 沖縄県宮古島市平良字西仲宗根3−1
■TEL : 0980−72−6595
■定 休 : 不定休
- 投稿者 matsu
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