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夏の東北〜秋田・岩手の旅:その2〜 大曲の花火に魅せられる

さて、秋田の家庭料理を堪能したところで、花火までの時間をのんびり過ごします。
前回も書いた通り大曲の花火は、大会ではなく競技会。そう、技を競うのです。
19:00〜の夜の部がメインですが、競技会としては、まだ空が明るい17:30〜始まります。
“昼花火(煙花火)”と言って、その名の通り煙の色・形を競うとのこと。
これはこれで珍しいので、目の前の土手を登って見に行ってみることに。
会場である雄物川河川敷は、既に多くの観客で埋め尽くされています。
模擬店も多く出店しており、夏のロックフェス会場を彷彿させます。

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さて、こちらが煙花火。
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煙に色を仕込んだり、煙の残る向きを計算したりと、各社工夫されているのが分かります。

また、土手の袂には、こちらも秋田名物の“ババヘラアイス”が出店していました。
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女子が買うというので、味見させて頂きます。
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名前の由来は、ババ(お婆さん)がヘラを使って花の形に盛り付けてくれることから来ています。
お味はというと、手作りアイスのようなシャリシャリ感のある牛乳味の素朴なアイス。最近はババヘラならぬ若いお姉ちゃんが作るネネヘラアイスもあるとか・・・。

一旦、家に戻り夜の部の準備に入ります。
ビール・酒・おつまみ・シートなどを荷造りして、予約して頂いた河川敷会場の桟敷席に向かいます。
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模擬店も大盛況です。

さて、我々の席に到着。まずは、ビールで乾杯!
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さて、空も暗くなり、いよいよ“大曲の花火”=第87回全国花火競技大会 夜の部の開演です。
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地元・秋田出身のシンガーソングライター津雲優さんの「夢の空」に合わせて花火が舞い上がります。この曲は、大曲の花火のために作られた曲で、秋田の人にはとても馴染みのある曲とのこと。はじめて聞きましたが、優しく強い声と流れるような旋律、とても良い曲です♪
しかし、今年(2013年)春に60歳の若さで他界されてしまったそうです。
とても残念ですが、曲はこれからも秋田県民に愛され続けていくことでしょう。

さて、オープニングも終わり競技が開始されます。
1社毎に10号玉割物2発(芯入割物・自由玉)と創造花火の2演目を行い、昼花火と合わせた3演目で審査されます。
見所は、テーマ・ストーリー曲に合わせて打ち上げる創造花火。
各座席近くにスピーカーが配されており、曲を聴きながら目の前で多種多様な花火が大曲の夜空に舞い上がります。

その一部をご覧ください!

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https://www.youtube.com/watch?v=_QUTqIxD8zw

https://www.youtube.com/watch?v=dROLfmXY2M4

https://www.youtube.com/watch?v=282w1uKaBHw

https://www.youtube.com/watch?v=C3uKWJJBmls

いやー、凄いです!!目の前で上がる様々な花火。曲に合わせて上がることで、テーマ・ストーリー性を感じます。まるで、フィギアスケートのような花火です(規定演技があり、フリー演技があり)。
感動しました!隣りで嫁は感極まって涙しております(笑)

全27社の花火師たちが技を競い、また合間には大会スポンサーの花火もあり、そして終盤には、最大の見所である大会協賛花火ありと、大曲の花火を思う存分、堪能させて頂きました!!

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最後には、対岸で花火師たちが赤いネオンライトを振り来場者に感謝のご挨拶。我々も色とりどりのライトで応えます。

さて、イベントは終了。ここからが一苦労。75万人の人混みをかき分けて、家路に向かいます。
汗をかきながら、家に到着。

我々も宴会「夜の部」の開演です(笑)。
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酒の肴には、秋田名物“芋のこ汁”。
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昆布と比内地鶏の出汁に里芋・舞茸・白滝・油揚げ・ネギなどが入った醤油ベースの甘めの汁。
優しい味ながら比内地鶏の出汁が利いた旨味の強い汁で、たいそう美味です(日本酒にぴったり!)。

おのおの競技の結果予想などを語りながら、夜は更けていきました。


翌朝、花火会場となった雄物川河川敷を散歩します。
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祭りのあと、静かでのどかないつもの雄物川に戻っていました。

家に戻り、家庭料理の朝食です。

◆かすべ(エイヒレの煮凝り)
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◆オクラ豆腐
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◆ナスと獅子唐の味噌炒め
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◆おから
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ご馳走様です。朝から準備、本当にありがとうございました!


最後に2日に渡る滞在のお礼を言いながら、記念撮影。
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これにて、1泊2日の大曲の旅は終了。


ここから、角館・乳頭温泉・盛岡の旅に続きます!