神々の島 久高島の海の恵み (食事処とくじん/久高島)
海・太陽・緑・・・生活する為に与えられた自然・場所に感謝し、祭る。
こうした原始宗教的な信仰心が今も生活に根付いている久高島(くだかじま)。沖縄の人も「神々の島」と一目を置く。
場所は沖縄本島 南東部の南城市に属し、安座真(あざま)港から高速船で約20分の場所にある。
この島の名産は、やはり海の幸。
その中でも、食通を唸らせる高級食材「イラブー(ウミヘビの燻製)」が有名。
※写真は、1匹260g7300円
さて、さっそく久高島の食事処「とくじん」にて、久高の味を堪能することに。
■もずく酢
沖縄ならではの太いもずくは、歯ごたえが違います。
また、生姜の代わりにニンニクが入っており、これが実によく合います。
皆さんも一度、ご家庭・お店で試してみて下さい。
■海ぶどう丼
写真でこのツヤ・ハリが分かりますかねー。
■そして、こちらがメインの「イラブー汁」
なかなかグロテスクですねー。
作り方は、イラブーを水からじっくり煮込んでいき、一晩置き、さらにテビチ(豚足)と昆布を入れ煮込んだ沖縄伝統料理。
非常に手間のかかることから、最近は作る店も随分少なくなっているようです。
お味の方は、イラブーから出た濃厚なダシがテビチ・昆布のダシと見事に融合した奥深い味わい。正直、美味いです。
また、じっくり煮込むことで、骨の多いイラブーの身もすべて食べられます。
●肴道イラブー汁レシピはこちら
この日もイラブーを肴に泡盛を楽しみました。
【住所】沖縄県南城市知念字久高249−1
【TEL】098−948−2889
- 投稿者 matsu
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