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沖縄麺ロードA (大東そば/那覇、丸吉食堂/宮古島 他)

沖縄・離島のそばをご紹介します。

まずは那覇・国際通り「JALシティホテル」裏手にある『大東そば』。
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沖縄の東400kmにある大東島のそばの店。

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メニューは大東そば(中)500円・(大)600円の他、大東島名物で空弁でも有名な「大東寿司」とのセット1000円などもあります。

こちらが大東そば。
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具は、豚の3枚肉とカマボコというオーソドックスなモノですが、特徴的なのは麺。
かなり太めで縮れた麺はシコシコと歯応えがあります。まるで山梨のほうとうを思わせる感じ(ちょっと大げさ)。
出汁もしっかり効いており、なかなか美味。

■大東寿司
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サワラなどを漬けにした握り寿司です。

■塩焼きそば
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大東そばと同じ麺を使った焼きそばというより焼きうどんですね。


続いては宮古島のそばをご紹介。

まずは砂川(うるか)にある『丸吉食堂』。
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1961年創業の老舗店です。

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メニューは、ソーキそば・てびちそば・3枚肉そば・宮古そばの4種。

おススメは、宮古そば。
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具が無い!!  いえいえ、ご安心を。

麺の下に3枚肉と軽く揚げたカマボコが隠れています。
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これは「昔、厳しい年貢の取立てに対して貧しさをアピールする為にこうなった」「具がスープによく浸るように」と諸説ありますが、定かではありません。
いずれにしても、なんとも奥ゆかしい外見です。

さて、お味の方はというと・・・
麺は、大東そばとは大きく違い細めのストレート麺。
スープは、特産のひとつでもある風味の強い鰹節の出汁が非常によく効いています。
さらに、にんにくの風味が加わった独特なスープ。
全体的に非常に完成度の高い美味いそばです。
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また、テーブルには島唐辛子(コーレーグース)の他、カレー粉があり、お好みでスープに入れるそうです。
個人的には入れない方が本来のスープの旨味を味わえると思いますが、毎日でも食べられる幸せ者の地元の方には変化があって良いのでしょう。
しっかりした鰹出汁のスープなので、カレー粉を入れるとまさに「蕎麦屋のカレーうどん」の味になり、これはこれで美味。

そして、そばを食べ終えるとオマケが。
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黒糖のアイスキャンディーです。甘さ控えめの素朴な味です。


宮古島のそばをもう2軒。

『島おでん たから』
繁華街・西里にあるおでんの人気店。
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■おでん盛り合せ
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■宮古そば
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こちらもしっかりとした鰹出汁がベース。
繁華街に近く、夜遅くまで営業しているので、飲んだ後の締めにおススメです。


『すむばり食堂』
島北部・池間島近くにあるタコ料理が自慢の食堂。
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■看板メニューの「タコ丼」
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タコが柔らかく美味。

■すむばりそば
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自慢のタコやもずくの入ったオリジナルそば。
体に優しいあっさりとしたスープ。もう少し強めの出汁の方が良いかな?


以上、どれも本島の沖縄そばとは一線を画した特徴的なそばです。


■大東そば
【住所】那覇市牧志1−4−59
【TEL】098−867−3889
【定休】無休

■丸吉食堂
【住所】宮古島市城辺字砂川975
【TEL】09807−7−4211
【定休】不定休

■島おでん たから
【住所】宮古島市平良字西里172
【TEL】09807−2−0671
【定休】不定休

■すむばり食堂
【住所】宮古島市平良字猪俣768−4
【TEL】09807−2−5813
【定休】不定休


その他、沖縄そば情報はこちら。
沖縄麺ロード@

沖縄軽食紀行